アカチェリーナ4世

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抑圧され、辛さを認めてもらえなかった子供時代

9月25日誕生。小さなころから世の中に適応できない人間だった。
苦手なものが余りにも多かった。
光・水・大きな音・質感・他人、どんなに怖いと主張しても、大人たちは「大したことないことで…」と私を無視するか我慢させようとした。
私にとって、世界はあの頃からずっと怖いままだ。

自分が思ってることを主張しないと、自分が思っていることが誤って伝わってしまうことが多かった。
一つ伝えるだけじゃダメだ、とにかくたくさん伝えないとと思って一生懸命自分の思っていることを伝えた。
それでも無視され、我慢させようとされた。こうして抑圧され続けた反動で、ものすごく感情の起伏が激しくなった。
いつも爆弾を抱えていて、頭が沸騰してるみたいだった。

「友達づくり」でつまづく、
「誰も私のことを解ってくれないんだ」

「誰も私のことを解ってくれないんだ」といつも寂しく思っていて、友達とさえ上手くやれなかった。
ものすごく悪いことをしたいといつも思っていた。
でも自分の真面目な性格が、悪いことをすることを許さなかった。
中学・高校と人間関係が一新されるタイミングでは必ず友達ができなかった。
自分から声をかけないと、一年間孤立してしまったこともあった。
毎日学校に行くのが辛かった。
辛いということを親に訴えても、脅すようなことを言われて無理やり毎日登校させられた。

「詞」の中でだけ、本当の気持ちが言えた

辛いということを認めてもらえずにずっと生活していた。
私にとって、家も決していい環境とは言えず、どこにも心休まる場所がなかった。 そんな時私は詞を書いた。
自分のどこにも持っていき場のない気持ちや、誰にも受け入れてもらえないことの辛さを詞にぶつけ、いつも詞は黙ってすべてを受け入れてくれた。

「受け入れられたい」「受け入れられないから傷つけてやる」
アンビバレンスな詞で作った1曲目

私は中学生の時から歌手になりたいと思っていて、その詞にメロディーをつけて歌うことはごく自然な流れだったと思う。
一曲目にできた曲は『中心的』という曲。
「人に受け入れられたい」「受け入れてくれないから傷つけてやる」
とアンビバレンスな感情をつづった。
当時は楽器を自分で弾くことなどできるはずないと思っていたので、
バンドをやろうと思い作った曲だった。
この曲はお蔵入りになり、バンドも自然消滅した。
私は結局、自分で楽器をするしかないと、ギターを買った。

「自分みたいな『孤独な』人たちのために、歌わないといけない」
路上に立って歌った日々

自分の想いをたくさんの人に伝えて、
同じように辛くて救いのない人たちに届けないといけないと思った。
札幌の狸小路2丁目のセブンイレブンの前で路上ライブを始めた。
毎週土曜日の8時30分から。最初はカバー曲しかなかったが、伝えたい思いをなんとか曲にした。

「救いのない日々」ずっと続いていくと歌い、多くの人に受け入れられた2曲目

そうして二曲目にできた曲は『青髭』という曲。
「救いがない」という気持ちを曲にした。
誰も助けてくれないし、何も変わらない。
ずっと嫌な日々が続いていくだけで、不幸なままだと歌った。
この曲はたくさんの人に受け入れられて、聴いてもらうことができた。

その後、
・月寒ドームでのイベント「素敵雑貨の蚤の市」出演
・アマチュアバンドの祭典「サウンドエアー」のオーディションに合格し、岩見沢市のいわみざわ公園野外音楽堂キタオンにて出演
・サンピアザ劇場で行われた演劇と他業種の化学反応を楽しむ演劇「MixArt」にアカチェリーナ4世役で出演
・豊平区民のビンゴ大会が熱い「フェスタつきさっぷ」祭りにゲスト出演
・大通り公園で毎年行われる「オータムフェスト」に出演
・1stアルバム「HSPよ結集せよ」発売
・毎年札幌大通を歩行者天国にして行われる「だい・どん・でん!」に2年連続出演
・オノベカにて初の単独ライブ「アカチェリーナ4世バースデーパーティライブ」を開催
とたくさんの経験をして、たくさんの曲を作っていくうちに、人に伝わるような詞に変化していった気がする。

辛い気持ち「言えない」人に寄り添いたい、一緒に「言える」ようになっていこう

自分の気持ちを押し殺して、何も言えずに生きてる人はきっともっとたくさんいるはず。
私がそんな人たちの気持ちに少しでも寄り添いたい。
そう強く思い、インターネット上での活動を始めた。
コミュニケーションは下手くそだし、
うまく言おうとしてから回ってばっかりだし、
うまく言えなくてごまかしたり、
変なことを口走って後で激しく後悔したり、
傷つけられたことにさえ後になってからじゃないと気づけないけど、
みんなで一緒に、自分の本当の気持ちを言えるようになっていこう。

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